「前ならえ」「気をつけ」は軍事訓練が元になっていた?
起立、気をつけ、礼、整列、体育座り…まるで軍隊?時代遅れでは?
「休め、気をつけ。前へならえ、なおれ。右向け、右!」
まるで軍隊みたいだな…
実はこれ、まんま軍事訓練が元になっていました!
学校で行われる号令にによる「集団行動」
1867年、幕末に、フランス軍が日本軍にもたらしたという。
(合同訓練の時に。)
「前ならえ」「気をつけ」「正座」「起立」は「軍国主義の象徴」と言いつつも、
武家の教えがルーツだという。
「前ならえ」は個人レベルの護身術では不要。
(軍隊は別)
武術では脱力が基本。
でも、学校では緊張しすぎ。
その時点で武術の教えはないも同然。
単なる形骸化による軍国主義。
「起立・気をつけ、礼」
「起立、礼、着席」
体育座り
"武芸者たちにとって礼法とは、軍事的な法なのです。"
参考;
https://love-spo.com/sports-lab/brain_note103.html
1867年、幕末の動乱期。
幕府は軍隊の近代化に向けフランスと関係を持ち、
軍事顧問団を招聘します。
フランス軍事顧問団の伝習兵への訓練に「号令」によって隊列を組むということを初めて習ったそうです。
集団が号令のもと同じ動作をおこなうこと自体に意味があると顧問団の面々は陸軍方に伝えた。
号令により、反射的に体を動かせるように成ればなるほど、
苛烈な戦況下 で伝習兵達は戦士として威力を発揮することになるのだと。
(略)フランス語の号令とは、attention(気をつけ)、
salut(敬礼)、arrêter(止まれ)などの言葉であった。
https://mag.japaaan.com/archives/179111