【アメリカ人が皆「イルミナティ」を知っているというほどではない】
アメリカ人が皆「イルミナティ」を知っているというのは、
やや誇張だと思います。
陰謀論レベルに過ぎず、一般レベルまでいっていないと思います。
「イルミナティ」という言葉を聞いたことがあるアメリカ人が大半かもしれませんが、
彼らの多くはその意味をちゃんと把握していないと思います。
【フィクション等を通じて「イルミナティ」の言葉自体の認知度は高い】
アメリカでは、
映画、テレビ番組、書籍、音楽、
インターネット上のコンテンツを通じて、
「イルミナティ」という言葉自体は広く認知されていると思われます。
例えば、「ダ・ヴィンチ・コード」や「ナショナルトレジャー」などの作品で取り上げられ、
少なくとも名前レベルでは多くのアメリカ人が知っている可能性が高いと思います。
ダン・ブラウンの作品の「ダ・ヴィンチ・コード」や「天使と悪魔」では、
イルミナティが登場します。
ブラウンの作品は大ヒットし、
世界中の人々にイルミナティという概念を普及させたと思われます。
この映画で、
多くの人々がイルミナティという言葉を聞いたことがあるか、
またはその存在を知ることになったと思われます。
他にも、
「X-ファイル」や「アンジェリーナ・ジョリー主演の『トゥームレイダー』」など、
イルミナティやそのような秘密結社をモチーフにした作品が多数あります。
また、
最近ではマーベル映画の「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」でも、
イルミナティが直接登場し、話題となったそうです。
映画や小説を通じて、
イルミナティは「世界を裏で操る秘密組織」というイメージを持つ人もいますが、
一方で、イルミナティはフィクションに過ぎないと思う人も多いです。
これは支配層による、
フィクション=嘘
というプロパガンダです。
あえてフィクションで流すことにより、
嘘だというレッテルを貼るのです。
ガスライティング工作といえるかもしれません。
あとは、
大衆の力ではどうにもできない「世界を裏で操る秘密組織」がある、
みたいなことを無意識に入れるサブリミナルプログラミングの意図もあるかもですね。
予測プログラミング的要素もあるでしょう。
【そこまで「イルミナティ」の存在を信じているわけではない】
しかし、
単に名前を聞いたことがある人が多いとしても、
実際あまり「イルミナティ」について理解していなかったり、
信じているというほどでもないと思います。
つまり、
言葉を聞いたことがある程度で、
その具体的な内容や歴史については浅い知識しか持っていないことが多いと思われます。
「アメリカ人が皆イルミナティを知っている」ってのはただのダジャレで、
実際そういうわけではないと思います。
大げさだと思います。
【戦前の日本人も「イルミナティ」なんか知らない】
また、
戦前の日本人がイルミナティを知っていたというわけでもないはずです。
戦前に生まれたそこらへんのおじいちゃんおばあちゃんがイルミナティなど知るはずがないでしょう。
マスコミに洗脳されていますし。
【DSという言葉のアメリカでの認知度は?】
トランプ元大統領が政権中に「ディープステート」という言葉を頻繁に使用したことで、
DSの一般的な認知度が上がったと言われています。
ドキュメンタリー、
政治解説などでも「ディープステート」という言葉/概念が取り上げられ、
一般人の間で話題に上ることが多くなっていると思われます。
イルミナティは陰謀論的なイメージですが、
ポップカルチャー全体に浸透しているという風にも言えるかもしれません。
それにより、一般的な認知度ではイルミナティの方が高いという主張もできます。
しかし、アメリカのマスコミは、DSという言葉はトランプ政権時代に取り上げましたが、
イルミナティに関してはほぼ取り上げないと思います。
アメリカでは、
マスコミでイルミナティという言葉が取り上げられることもあったと思われますが、
とても少ないように思えます。
日本では、イルミナティは都市伝説くらいでしか取り上げられないと思います。
マスコミが報道するイメージはありません。都市伝説以外では。
アメリカでは、ディープステートは、
特に政治や政府の陰謀論に関連してよく取り上げられますが、
近年の政治情勢を背景に多くの人に知られていると思われます。
なので、マスコミの報道ベースで考えて、
DSの方がアメリカでは認知度が高いという見方もできます。